やさしさに包まれて。〜斑尾レポート小池編〜

こんにちは、小池です。
今頃・・・・・・ですが、先の水越さんのお言葉をありがたく頂戴し、小池目線で先月の斑尾をレポートをしたいと思います。
(まだ読まれていない方はこちら
http://hrc.blog.houyhnhnm.jp/entry/2016/10/29/081850
からレース模様どうぞ!)


あの日は仕事で前夜祭にも間に合わない予定が、当日の天候でリスケになり朝から行けることに!
なので、尚更ルンルン気分で皆と一緒に現地入りしたのでした。?♬?
その時はその後起きる出来事を知る由も無く・・・。


ブースを覗いたり、ゲートの前で記念写真を撮ったり〜☆
f:id:hynm_hrc:20161120182158j:plain


レースプロデューサー石川弘樹さんのトレランクリニックで真剣に耳を傾けていました。
f:id:hynm_hrc:20161120182230j:plain
f:id:hynm_hrc:20161120182256j:plain


クリニックが終わり、芝生から立ち上がって歩こうとすると、突如左足に謎の痛みが。
ん??っとなったけど、特に深く考えず。


ところが、それからもずっと様子がおかしい。
自分の身体の感覚で、これは一過性のものではないとわかりました・・・。
前夜祭の前にチェックインすべく、宿と会場の坂道を往復したのですが、その時既に地面に足を付けるだけで痛みが走り、皆と喋りながらも、焦りから心ここにあらずでした・・・。
f:id:hynm_hrc:20161120182435j:plain


駄目かも・・・。
こんな所まで来て・・・。


私『なんか急に足が痛くなってきて治らないんだけど・・・。』

水越さん『ブースで診てもらってテーピングしてもらったら?』


前夜祭が始まる前にニューハレブースを訪ね、経緯と事情を説明。
恐らく、一ヶ月前に肉離れになった右脚をかばっていた負荷からきてるとのこと。
『ここ!!!ここをゆるめてあげないといけない。』と、ニューハレ芥田さんに、ふくらはぎグリグリされたところが痛くて、痛いのは足だったのに、原因はふくらはぎの側面にあると言われ、目からウロコでした。
筋が全部繋がってるんだなぁ・・・。(感心してる場合じゃない!)


『ちょっとこれで歩いてみて。』


少しマッサージを施された後、そう言われ立ち上がって歩くと、


『え!!?えええー!嘘!?治った!?!すごーーーい!!!!!』


魔法のようでした。
本当に痛みが軽くなり、見守ってくれていた皆の前で大騒ぎ。w
GOD HAND・・・!!!?


『明日の朝テーピングしてあげるからまたおいで。』


その言葉に少しホッとしてウェルカムパーティーへ。
(どうにかいけるかなぁ?)
f:id:hynm_hrc:20161120182514j:plain
f:id:hynm_hrc:20161120182545j:plain


しかーし・・・
無残にも零時になる前に、魔法はとけました。
神様、やっぱり痛いです。。これは何の試練なのでしょうか・・・。なぜこのタイミングで?

祈りながら就寝したものの、翌朝起きると、更なる激痛に変わっていました。
DNSが頭をよぎるものの、そんなの悲しすぎる。。。

凹みながら会場に向かい、
f:id:hynm_hrc:20161120182631j:plain

朝食を食べ、
f:id:hynm_hrc:20161120182644j:plain
f:id:hynm_hrc:20161120182702j:plain

テーピングをしてもらい、
f:id:hynm_hrc:20161120182709j:plain

とりあえず皆とスタートラインに並んでみました。w
内心ションボリ・・・。
f:id:hynm_hrc:20161120182749j:plain
f:id:hynm_hrc:20161120182808j:plain
f:id:hynm_hrc:20161120182812j:plain


不安1000%の中スタート。
なるべく左に重心をかけないように(無茶)、そろそろ走ります・・・。w

そして、なんとか1A(7.5km地点)を通過!


それなのに、


それなのに、


とどめを刺したのは、1A直後、蜂の大量発生によるレースの中断です。
f:id:hynm_hrc:20161120182946j:plain


35分のタイムロス。
騙し騙し足を進めていた集中力がここで切れました・・・。
激しい痛みの襲来です。


でも、蜂も凄い勢いで辺りをブンブン飛び交っているし???、とりあえずここから抜けださなきゃ・・・。
レース再開と同時に皆の流れに乗ります。
後続の人たちにも追いつかれて、皆スタート地点と同じような混雑状況になってしまったので、周りのペースが速い速い。


山を抜けて道路に出ると、いよいよ限界が来ました。
普段ならどうってことのないフラットな道路を足を引きずりながら歩き始めました。
すると、


『こいけさ〜ん!』


背後から呼ぶ声。
小谷さんでした。


『もう本当駄目なので、次のエイドでリタイアしようと思います・・・。』


そう彼女に告げ、後ろ姿を見送りました。??
同時に左手に湖が見えて来て、その時それがやけに綺麗に見えました。
もっと見たい景色がこれからあったのにな・・・。
斑尾は一番楽しみにしていたレースだったので、ただ悔しさしかなく。


やっとの思いで2A(18.5km地点)に着くと、トイレが一つしか無く20人近くの渋滞が。
そこに居合わせた皆さんとレースの話をしながら、私はここで止めることにしました、と話していると、


『痛み止めとか飲みましたか?』


一人の女性が尋ねてきました。
まさかこんなことになると思っていなかったので、もちろん不所持。
すると、その方が手持ちのものを1錠譲ってくれたのです・・・。(;_;)


私『普段痛み止めとか一切飲まないので効くかも?』


皆さん『効きますよきっと!ロキソニンは効きます!』


周りに居た方々がしきりにロキソニン効果を訴えてきてくれました。

頂いた手前、試さないのも、、と思い、一旦止めるのを止めました。
2Aの次が第一関門(23.9km地点)だから、もう少しだけ、そこまで様子を見よう。


無理やり再スタート。
でも第一関門の前には斑尾山が・・・。
決して急登ではないのですが、当然クスリはまだ効いておらず、とにかく痛い・・・。

その後も、とりあえず、
次のエイドまで、少しずつ少しずつ、
次のエイドまで、少しずつ少しずつ、
と繰り返し進んでいきました。

途中で、後ろから、


『お〜すごい、頑張ってるじゃないですか!ロキソニン効いてますか?』


振り返ると、棄権しようとした2Aで居合わせた内のお一人でした。
その方、Tさんとは、その後もエイドや道すがら前後し何度もお会いすることに。


4A(33.8km地点)を12時過ぎに通過。
f:id:hynm_hrc:20161120183122j:plain

f:id:hynm_hrc:20161120183225j:plain
f:id:hynm_hrc:20161120183230j:plain


第二関門(37.4km地点)前後やレース終盤でもまたTさんとお会いして、


『時間もまだあるし、これは完走いけるんじゃないですか?!!いけますよ!!^^』


そう励ましてくださいました。


そして、最後の登りが終わり、ゲレンデの下にゴールを捉えました。
段々と近付いてくるゲートを見て、あんなにも嬉しさを噛み締めたのは初めてでした。?


一緒にゴール!!!
f:id:hynm_hrc:20161120183413j:plain


からの、・・・・・・?
f:id:hynm_hrc:20161120183835j:plain
f:id:hynm_hrc:20161120183526j:plain
f:id:hynm_hrc:20161120183538j:plain

痛みと、自分の足で戻って来れた嬉しさと、安堵と・・・。
ゴール直後はもう何を発したよいのかわからない状況でした。

励ましてくれ、一緒にゴールしたTさんと一緒に記念写真。
f:id:hynm_hrc:20161120183609j:plain


その後も感動は続きます。


なかなか戻ってこない私を心配してくれた石井さんが、運営の方に棄権していないかを確認しに行くと、リストにはまだ載っていません、との返答を受けていたと・・・。
そんなやりとりをしてくれていたなんて・・・。
ジーン・・・。(;_;)


そして、後にゴールした私と一緒に歩いている姿を見たその運営の方は、石井さんにアイコンタクトをしてくれたとのこと・・・。
目で “会えてよかったね” と言ってくれたそうです。
ジーン・・・。(;_;)


ロキソニンを飲んで完走したことを長谷川さんから聞いたニューハレの芥田さんは、“ロキソニンとか飲んだ後は風邪引きやすいから気を付けて。”と伝言を残してくれたそうです。
ジーン・・・。(;_;)


帰り道、皆が代わりばんこに私の重い荷物を持ってくれました。
みんなだってガッツリ走って疲れているのに・・・。
ジーン・・・。(;_;)
f:id:hynm_hrc:20161120183643j:plain


正直、1キロも走れないかも、というまさかの幕開けだったので、自分でも完走できるとは思いませんでした。
テーピング、ロキソニン、運営の方々、そしてHRC♡のみんな、たくさんの優しさに包まれたレース。
本当に辛かったけど本当に本当に嬉しかった。
ご一緒したみなさま、あの時はご心配おかけしてすみませんでした。どうもありがとうございました。(;_;)

行き場を失いかけた自分の気持ちとの折り合いも、完走という形で決着がつけてよかったです。

この斑尾、一生忘れません。
f:id:hynm_hrc:20161120183709j:plain


p.s.
レース後気付いたのが、右足首を二箇所蜂に刺されていたこと・・・。
きっとロキソニンが効いていたのだろうけど、故障した左足のほうが痛すぎて気付かず。w
中盤でビリビリっとした瞬間が確かにあったけど、その時は見るのが怖くてスルーしました。
改めて確認してびっくり・・・。

長々と悲痛なレポートになってしまいましたが、
斑尾!!道も景観も本当バラエティーに富んでいて魅力的、運営も雰囲気も素晴らしい大会でした。
来年も50kまた絶対出たいです!今度は元気な足で☆