夢にまで見た「ニューヨークシティマラソン」走ってきたぜ!

部長の榎本です。

11/4(日)に開催されたニューヨークシティマラソン(正式名称:TCS New York City Marathon)に参加してきました。

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参加者5万人以上、沿道の応援は200万人以上とも言われ、世界屈指の規模と人気を誇るこの大会。

完走経験者から事前に「とにかく素晴らしい大会だよ」と聞いてはいたものの、実際に自分で走ってみて、その素晴らしさは想像をはるかに超えていました。

レース中はもとより、エントリーの手続きから、レース後の演出まで、すべてが感動的で、魂を揺さぶられまくり。
数あるマラソン大会のなかでも別格と言っていいでしょう。

当日から一ヶ月以上経ちますが、いまだその余韻を引きずりまくっています。

というわけで、以下、ニューヨークシティマラソン2018のレポートです。


当選通知キタ━━━(゚∀゚)━━━!!(即座に4万円引き落とし)

それは3月初旬のある日のこと。
電車で移動中になにげなくiPhoneでメールチェックをしていると、こんなメールが目に飛び込んできました。

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なぬっ?
Get Ready to Run the Streets of New York City!
だと……!?

こんなメールを受け取ったら、ランナーなら狂喜乱舞せずにはいられません。
僕は電車のなかで「っしゃー!!!」と叫んでしまった。

参加料は、米国在住者以外は358$(=約4万円!)
しかも当選後に振込ではなく、エントリーの際にクレジットカード番号の入力が必須で、当選した瞬間に問答無用で決済されます。
ひょえ〜!って感じではありますが、それくらいの覚悟をもってエントリーしろってことですね、この大会は。


現地到着〜ゼッケン受け取りまでの流れ。

エントリーしたのが1月中旬で、3月頭に当選のメールを受け取り、速攻でホテルとエアを予約。
それから約8ヶ月が経ち(長っ!)、いよいよそのときがやってきました。

約13時間のフライトを経て、いざニューヨークへ。

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ニューヨーク到着後、ゼッケンを受け取るため、EXPO会場のジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センターへ。

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大勢のランナーでごった返すEXPO会場。
大会関連の看板や展示物を見ただけで、早くも目頭が熱くなってきます。

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無事にゼッケンをGET。

いよいよ今週末、自分もニューヨークシティマラソンを走るんだ。
そんな実感が湧いてきます。
ゼッケンには自分のウェーブとコラル、そして事前に予約したシャトルバスの出発時刻などが書いてあります。

ゼッケン受け取り後、物販ブースをチェック。

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こういう大会関連グッズってデザイン的に微妙なものが多いけど、さすがニューヨークシティマラソン、そのあたりも垢抜けてる。
オフィシャルスポンサーのニューバランスのTシャツなどいろいろ買い込み、会場をあとにしました。


マンハッタンからシャトルバスでスタート会場へ。

そして大会当日。
マンハッタンのミッドタウンにあるニューヨーク公共図書館前から、スタート地点のスタテンアイランドまで、事前に予約したシャトルバスで移動します。

自分は5:30発のバスを予約していました。
まだ夜明け前で、街は真っ暗。
10分くらい前に現地に着くと、そこには凄まじい数のランナーと凄まじい台数のバスが!

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バスの予約は厳密なものではなく、次から次へとやって来るランナーを順次バスに乗せ、満席になり次第出発、という感じでした。

列に並んでしばらくしてバスに乗り込み、約1時間でスタテンアイランドに到着。
東の空には美しい朝焼けが。

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テロ対策のため、会場に入る前のセキュリティチェックは厳重です。

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NYPDからセキュリティチェックを受ける榎本、の図。

スタート会場にはベーグル、バナナ、コーヒーなどの飲食物が用意されています。
が、ほんとに簡単なものしかないので、レース前にがっつり食べたい人は、事前に購入して会場に持ち込んだほうがいいでしょう。

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自分はコーヒーをゲットして、持参したサンドイッチとともにいただきました。

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ダンキンドーナツのブースで配布されているフリースキャップもゲット。

スタートはいわゆるウェーブスタートで、スタート時刻は申告タイムごとに異なります。
また、5万人を超えるランナーがスムーズにスタートできるよう、スタートブロック(コラル)はかなり細かく分かれています。

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当日の天気は快晴で、ほぼ無風。
暑くも寒くもない絶好のマラソン日和。

ただ、スタテンアイランドは風が強いことが多く、年によってはスタート前が極寒になることもあるらしい。

スタートエリア付近には不要なウェアを集めてリユースしてくれる回収ボックスがあるので、着なくなったウェアを多めに用意しておき、スタートぎりぎりまで着込んで、スタート直前にポイッとするのがおすすめです。

スタートエリアで待機していると、しばらくして国歌斉唱が始まり、続いてフランク・シナトラの「ニューヨーク・ニューヨーク」が流れ、いよいよニューヨークシティマラソンのスタートです!


ニューヨークの五区すべてを巡るタフなコース。

コースはこんな感じ。

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スタテンアイランドをスタートして、ブルックリンをひたすら北上し、クイーンズからいったんマンハッタンに入り、ブロンクスを経て再びマンハッタンに戻って、セントラルパークでフィニッシュする42.195km。

ニューヨークのfive boroughs=五区スタテンアイランド、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、マンハッタン)をすべて通るというのがこの大会の特徴。
そして区を超えるたびに起伏のある橋をわたることになるため、結構なアップダウンのあるタフなコースです。

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コース上の距離表示は基本マイル表記
日本人には馴染みがないのであまりピンときません。

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と思いきや、5kmおきにキロ表記もありました。


沿道の盛り上がりがハンパない!

ラソンのレースに出ると、沿道の応援から力をもらえることを実感しますよね。
ニューヨークのそれは半端じゃないです。
大げさではなく、最初から最後まで、沿道の応援が途切れることがありません。

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一般的なマラソン大会の場合、沿道の人は主に知り合いを応援している感じがしますが、この大会では走っているランナー全員を応援している
そこが決定的に違うような気がします。

特に、クイーンズ=ボロ・ブリッジからマンハッタンに入るあたりはこの大会のハイライト。
地鳴りのようにグオォオオオ〜と聞こえてくる声援には鳥肌が立ちました。

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また、人種のるつぼと言われるニューヨーク、沿道の人たちの応援スタイルや街並みはエリアによって異なり、国際色豊かで楽しい。
ブロンクスを走っているときは日本人による和太鼓の応援が。

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異国の地で母国の声援を受けるとホッとするし、元気が出ますね。

個人的には、フィニッシュ手前のセントラルパークでニューヨーク駐在中の知人から不意に声をかけられてビックリ。
15年ぶりくらいの再会かな?
そんなことが起こるのも大都市ニューヨークならではですね。


街中のみんなが完走者を称賛!

無事に42.195kmを走り切り、フィニッシュゲートをくぐった後は、セントラルパーク内をしばらく歩かされます。
これが結構な距離なのですが、身体が冷えないよう、アルミのシートのほか、ポンチョが手渡されます。

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ポンチョは裏地とフード付きで暖かい。
ロゴ入りなのでいい記念にもなります。

完走後はポンチョを着たまま、そしてメダルを首にかけたまま、地下鉄に乗ってホテルへ。
その道すがら、すれ違う見知らぬ人々から、口々に、
Congrats!
Good job!
などと声を掛けられまくり。
ちょっぴり恥ずかしさもありつつ、なんだか誇らしい気持ちに。
この大会が文化としてニューヨークという街に根付いていて、走ることへの理解があり、ランナーへのリスペクトがあるんだなぁと。
そんなことを感じて羨ましくもありました。

翌日のNew York Timesには5時間以内の完走者の名前とタイムが掲載されます。

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まさかNew York Timesに自分の名前が載る日が来るとは。
これは嬉しいですね。


今回の装備はこんな感じでした。

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トップス:プーマ
ショーツ:山と道
シューズ:ホカ オネオネ
キャップ:バフ
アームカバー、ゲイター:C3fit
グローブ:モンベル

シューズは悩みに悩んだ末に、ホカ オネオネの「ELEVON」をチョイス。
これ、日本での展開は無いのかな?
現地でふらっと立ち寄ったランニングショップで見つけて、なんだこれ見たことないなと思って購入。
ほどよいクッション性で、ホカ特有のグイグイと前に進む感覚も得られ、かなり調子良かったです。


レースを終えて。

完走から4日後、主催者からこんなメールが来ました。

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自分がニューヨークシティマラソンを完走したんだという感動が、改めてふつふつと。
こういうメールひとつとっても、いちいち気が利いていますよね。

ところで、僕がニューヨークシティマラソンにエントリーする大きなきっかけとなったのは、当クラブのメンバーである武本さんのレポートを読んだこと。

hrc.blog.houyhnhnm.jp

僕はこれを読んで大いに感化され、勢いでエントリーして、まさかの当選を果たして出走したという次第。

武本さんは6大メジャー完全制覇(=Six Star Finisher)を目指していて、来年はボストンに出場予定。
それでSix Star Finisherに王手がかかるとか。すごいなぁ。

熱いニューヨークレポートを寄せてくれた武本さんにこの場を借りて改めて感謝。
ボストンのレポートも楽しみにしています。


・・・こうして僕のニューヨークシティマラソン2018は幕を閉じたわけですが、レース前後を含めた約一週間のニューヨーク滞在は夢のような時間だったし、「ランニングをやっていて、本当に良かった」と思えるほど素晴らしい体験でした。

自分自身、機会があればまた出てみたいし、ランニングをやっているすべての人へ一生に一度はこのレースに出ることをおすすめしたいです。

昨年武本さんが書いていたように、
この舞台を夢見る世界中のランナーに走ってほしい!!!
心からそう思います。

こんなに素晴らしい大会、ほかにないと思うので。


次はあなたの夢が叶いますように!!!

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あっ、ニューヨーク滞在中、マラソン以外でも走りまくってました。
その模様はこちらでどうぞ。
hrc.blog.houyhnhnm.jp