『ロックンロールマラソン@ニューオーリンズ』を走ってきました。

ども。部員の武本です。

先日2月10日に『ロックンロールマラソンニューオーリンズを走ってきました。

ロックンロールマラソン、聞きなれない方も多いと思いますが、Competitor Group社が運営する、全米20以上の都市、他ヨーロッパ、中国等の数都市で毎年開催されています。その名の通り、コース上、約1マイル毎に冠通りのロックンロールや地域の特性のある音楽をガンガン流してみんなでレース中盛り上がっちゃおうというのがこのロックンロールマラソンシリーズの特長です。

まず、ニューオーリンズってどこ?って話ですが、ルイジアナ州最大の都市で、ってルイジアナ州自体ピンと来ない方の方が多いですよね。

ご覧の通りアメリカ合衆国の南東部に位置し、テキサス州の東側に隣接しています。メキシコ湾に面し、2005年のハリケーンカトリーナ」で甚大な被害を被った都市としてご記憶されている方も多いと思います。

さて、今回なぜこのレースを選んだかというと、ちょうど2月の3連休明けに仕事でラスベガスに行く用事があったので、折角なら3連休中に前乗りしてアメリカ国内で何か良いレースが無いかな~、いつもお世話になっているRunning in the USAで検索してみたところ、このレースを発見。元々ロックンロールマラソンシリーズは南井さんが過去に数回ラスベガス大会に出走されてて興味があったので即決でした。ニューオーリンズって街自体にも興味があったので。

ニューオーリンズは直行便は無く、ヒューストン経由で約半日のかけて到着。アメリカは東海岸で無ければ大抵の都市は半日ちょいで行けますね。時差を考えると、行きは大抵日本と同日に着けるので何か得した気になります。(帰りは逆ですが)

レース前日、土曜の午前便で成田を出発して、ルイ・アームストロングニューオーリンズ国際空港に現地時間で土曜のお昼に到着、空港名からもわかる通りニューオーリンズはジャズ発祥の地、古くは奴隷貿易の中心地で、西アフリカから連れてこられたアフリカ音楽と西洋楽器が融合し、ジャズとしてアメリカ南部で発展を遂げ今日に至ります。


ルイ・アームストロングニューオーリンズ国際空港(通称:Satchmo)

空港から先ずはホテルにチェックインするため、観光地として有名なフリンチ・クオーター地区から少し離れたCentral Business Districtエリアへ向かいます。空港からUberで20分強。

この街の感じ、結構自分好み。「都会×パームツリー」の組み合わせがどうも好きみたいで、ハワイなんかはかれこれ40回以上行ってますがオアフ島以外に行ったことが無いのもそれが起因してるのかも。あ、あと宮崎も好き。

テルチェックイン後、先ずはBIBをピックアップしにEXPO会場に向かいます。ホテルから歩いて10分弱のコンベンションセンターへ。


2月はちょうどマルディグラのシーズンで、街もEXPO会場も紫×金×緑だらけです。マルディグラとはアメリカで有名な謝肉祭(カーニバル)で、一番盛り上がりをみせるFat Tuesdayは今年は3月5日。それまで毎週末の様にパレードが催されます。今と異なり以前はマルディグララソンという大会名称だったそうです。

BIBを受け取った後、長旅の疲れ、時差ボケもありますが街に繰り出します。徒歩圏ですが折角なので映画「欲望という名の電車」でも有名なStreet Car(路面電車)で観光地のフレンチ・クオーターへ。


今回一番お世話になったカナル・ストリート&リバーフロントラインの路面電車


ミシシッピ川に停泊する蒸気船とマルディグラらしい像




200年以上歴史のある、アメリカ最古の市場と言われているフレンチ・マーケット




アイアンレースが特長の建物が多くアンティークショップが並ぶロイヤルストリート。観光用の馬車が行き交う




バーボンストリート。飲屋街らしく明るい時間から店内外問わず飲んだくれてる猥雑な連中も。実質昼夜歩行者天国の様で、ストリートパフォーマーも多い

途中、名物のPo-boyと呼ばれているサブマリンサンドを買ってジャクソン広場で腹を満たし、そこから一旦ホテルに戻ってからまたマルディグラパレードを観にフレンチ・クオーター北のマリニー地区へ。

以下パレードの様子。









パレードは20時前からスタートし約1時間、各団体がそれぞれのテーマでストリートをパレードします。様々な衣装、音楽、踊りでパフォーマンスを行い、フロート(パレードの山車)に乗った人達が見物客にビーズネックレスや各団体のグッズを投げたり手渡ししたりする光景もマルディグラパレードの特徴です。

パレードが一段落ついた頃、次の朝レースもあるので、また路面電車に乗ってホテルに戻ります。ホテルに到着した頃には23時過ぎており、シャワーやら翌日の準備やらでベッドに入った頃には日付が変わってました。


さて、翌朝は5時に目覚ましをセットしたにも関わらず4時起床、ベッドに入ってからも眠りが浅く、起きた時点で寝不足ながら、着替えを済ませスタート近くのホテルの朝食会場に向かいます。ロックンロールマラソンはオプションでレース当日の朝食、専用のトイレ、専用駐車場、ゴール後の専用休憩ブース、帰りの専用シャトルバスのパッケージが販売されており、そちらを購入しました。1万円程度と少々お高めのパッケージでしたがツアーでは無く個人参加の海外レース、全く知らない土地ということもあるので迷わず購入。

開場の6時に合わせ朝食会場に到着。朝食内容はこんな感じ。





ベーグルやバナナを水で流し込みます。他にオートミールやヨーグルト、グラノーラ、フルーツ類、それにコーヒー、ジュースとありますが海外では大抵腸が緩むため、その辺りは全てパス。

レーススタート時刻が7:30、ホテルにはギリギリまで待機しスタート15分前に出発、自分のコラルに着くまで5分も掛かりませんでした。レース前の過ごし方としては最高ですね。きっと招待選手の方ってこんな感じなんでしょうね。さて、レース直前には恒例の The Star-Spangled Banner の国歌斉唱、そして大会DJのカウントダウンと共にレーススタート。

まずコースをおさらいしましょう。

自分の滞在ホテルのあるCBDをスタートし、すぐ西の方へ。セント・チャールズ通りを往復し、またスタート地点を経由してディケーター通りを通ってフレンチ・クオーターを抜け、エスプラネード通りをゴール地点のシティパークへ向かい(ハーフマラソンは、このままパーク内でゴール)、シティーパークに沿ってウィズナー・ブールバードを北上、ポンチャートレーン湖にぶつかったらレイクショア・ドライブを東西折り返し、またウィズナー・ブールバード経由でシティパークまで戻りゴール。元々ニューオーリンズが北米最大の川、ミシシッピ川の河口にある都市で街全体の海抜が低く、比較的平坦で走りやすいコース。

ここから、レース中に撮った写真で振り返ります。


ロックンロールマラソン最大の特徴はやはり音楽。やはりロックだけで無くジャズバンド演奏もあり。1マイル毎に音楽は流れているが、バンドのライブとスピーカーのみは半々程度


巨大なマルディグラのフロートもマラソンの応援に一役


約10マイル地点、フレンチ・クオーターの中心であるジャクソン広場。まだ9時前なので観光客も少ない。奥の建築物はセント・ルイス大聖堂。現存しているものの中ではアメリカで最古の大聖堂


ジャクソン広場を過ぎると直ぐ現れるのがジャンヌ・ダルク像。ニューオーリンズの名前の意味は新しいオルレアン公、フランス統治の歴史を感じます。因みにルイジアナ州の名の由来は太陽王ルイ14世


エスプラネード通り。この11マイル過ぎ辺りからスパートをかけてきた相当数のハーフマラソンのランナーに抜かれます


シティパークのゴールを目指すハーフのランナーを尻目にウィズナー・ブールバードを北上しポンチャートレーン湖を目指します。ここから立体交差が数箇所あり、また応援も少ないことで徐々にダメージが蓄積されます


レイクショア・ドライブ。ポンチャートレーン湖を臨みながら文教地区や高級住宅地を走ります。風光明媚な景色が広がりますが、湖から吹き付ける強風に苦しめられます。因みに22マイル地点で足が攣り、ここまで引っ張ってもらってた3:50のペーサーとはこの辺りでお別れ。。


とても長く感じた苦しい戻りのウィズナー・ブールバードからようやくゴール地点のシティパークへ




無事ゴール。タイムは4:11:58という結果。此処のブログ、最近だとフルの場合、男子はサブ3.5、女子はサブ4ぐらいしないと書いちゃいけない様な気がしておりますが、今年で40代を折り返すいいおっさんですので、敢えてそんな空気は読みません、あしからず

レース後はシャトルバスでホテルに戻り、またフレンチ・クオーターへ。




レース前は自粛していた名物の牡蠣やガンボスープに舌鼓を打つ、やっぱり地物、本場の料理は美味しい




お腹を満たした後はジャズの殿堂プリザベーション・ホールへ。此処だけのためにニューオーリンズに行く価値はあります




最高のジャズの余韻を引きずりながらバーボンストリートでボトル片手にぶらぶら。右の写真は通り沿いのCafe Beignetというカフェの入り口に立つジャズの巨匠達の銅像

レース翌日は昼にはホテルをチェックアウトしてラスベガスへ移動。限られた時間ですが最後までニューオーリンズを楽しみます。





リカバリーランがてらフレンチ・クオーターにあるニューオーリンズで最も有名なカフェのカフェ デュ モンドまで。名物のベニエとチコリ入りカフェオレを味わいます




ホテルに戻り着替えとパッキングを済ませ、路面電車で地元のランニングショップと有名な霊園へ。海外行く際の楽しみの一つに地元のランニングショップ巡りがあります。霊園が有名なのは海抜が低く洪水被害が絶えない土地のため地中にでは無く地上にお墓が建てられています

こうして初めてのニューオーリンズが終了しました。この地の人々達からは南部特有のホスピタリティを感じられてとても気持ち良い街でした。まだまだ観たくて観れてないもの、やりたくても出来なかったことがあるので、またいつか再訪したいと思います。

今回のレース結果はともかく、やはり海外レースは刺激受けます。これまで海外のフルマラソンはメジャーレースしか体験していなかったのですが、日本人どころかアジア人種も全く居ない海外レースはとても非日常的で気分もアガります。今回、なんだかレースレポートというより単なる旅行記になってしまいましたがレース以外にも多くの楽しみがあるのが海外レースの醍醐味だと思います。今後も世界中の様々なレースを体験してみたいですね。

恒例のレースギア紹介です。

トップス:asics
ショーツ:山と道
シューズ:Altra DUO
キャップ:ciele
ゲイター:CEP
アイウェア:goodr


最後に本レースの参加T、BIB、フィニッシャーメダルです。ロックンロールマラソンシリーズのグッズ類は前からどれもスタイリッシュで定評があるのですが、マルディグラのイメージやニューオーリンズ名物のロブスターやジャズ音楽、金管楽器を掛け合わせたデザイン。うまく纏めてあってカッコいい!!